私たちは恋愛が必須ではない。
恋を語るべきでない人間はいる。
私とか、私とか、私とか。
彼氏がいない人生ではなかったが、
彼を好きになることはなかっただけ。
私の友人は全て事後報告だ。
「気になっている人がいる」
「だから付き合ってみた」
えっ展開早くない?と思ったことも何度もある。
かという私は恋愛相談というより事実報告だ。
「会社の男性の方とご飯にいった」
「うん。楽しかったよ」
それだけの報告。
付き合うかどうかは聞かれて初めて考える。
私にとっては大切な友人のくくりに収まっているから、
そこから飛び出して考えるのは難しい。
それよりも推しの話に飛んでしまいがちな部分もある。
私たちは恋愛が必須ではない。
なんか格好いい言葉を言った気がする。
恋愛なんて人生のオプションのようなものだ。
なんとなく必要さを感じて付き合ったとして、
好きなれなくて悩むくらいなら手放してしまえばいい。
と、言葉では簡単に言える。
言えるのだが、実際的には難しい。
恋人の存在意義を私はまだ見いだせていない。
セックスをするしないの違いしかわからない。
心を許せるなら友人で事足りる。
しかし大衆は、恋人が欲しいという。
私だって恋はしたい。
ただそれは、綺麗になりたいからだ。
恋人が必要とは話が違うのだ。
自分はいつまでも恋に冷静なままだ。
といっても数年後にこの記事を殴りつけたい状態かもしれないが。
少なくとも今は冷静だ。
推しcpはこんなにもお互いに燃え上っているのに、
現実はそうもいかない。
花束もって仕事先の前で立っているわけにもいかない。
私がされたら引く。
嬉しさも半減してしまうというものだ。
恋は人を変える。
いい意味でも悪い意味でも変わってしまう。
過去、バイト先の女の子が彼氏の愚痴を言っていた。
そう思うなら別れればいいのに、と思いながら、
その話に入ってない私は漠然と聞き流していた。
恋人がいるというのはどうにも面倒くさい。
そんなイメージが離れないのだ。
偏見なのはわかっている。
ただ推しの恋愛ですら面倒くさいのだ。
私たちの恋愛が面倒くさくないわけがない。
恋愛に関して否定的ではない。
わからないことが多すぎるのと、
もし私が恋に落ちたとして変わるのが怖いのだ。
みっともない私をたくさんみせるのだろう。
それすらも好きでいてくれるなら、勿論幸せだ。
ただそれは友人でもいいのではないかとも、思ってしまうだけだ。
なんともまとまりがない文章に頭を抱える。
つまり私は、
いつか恋人というものをあっさり受け入れられる日がくると信じている。
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